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美ヶ原高原 古来、松本周辺の人々によって東山または王ヶ鼻と呼称されてきました。美ヶ原という呼称が定着したのは、1921年に木暮理太郎が、日本山岳会の会報『山岳』に登山の記録を載せてからです。最高峰は、王ヶ頭(2,034m)。他に、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、武石峰(1,973m)といったピークがあります。山頂付近は平坦な台地状の地形で、美ヶ原牧場と呼ばれる牛の放牧地となっています。
山頂付近は、平安時代より放牧地として利用されてきました。江戸時代には、御嶽山が展望できることから、御嶽教の山岳信仰の山ともなりました。1909年に美ヶ原牧場が開かれ、本格的な牧場として利用が始まりました。1930年、頂上に山本小屋が開業し、多くの登山者が訪れるようになりました。1954年には、美ヶ原のシンボルとなっている「美しの塔」が、遭難防止のための道標および避難所として建設されました。1957年、山頂までの林道が開通し、頂上付近までバスが運行されNHKとSBCのアンテナが王ヶ頭に建設されました。1981年、ビーナスラインが開通し美ヶ原高原美術館が開館して、車で手軽に行ける観光地となりました。
散策路は、高原上の牧場の中を通る未舗装の車道ですが、一般車の通行は規制されています。徒歩2時間程度のコースです。初夏のレンゲツツジ、晩夏のマツムシソウを代表として、様々な種類の花が6〜9月頃には沿道に咲きみだれます。
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